三菱重工West 3年連続都市対抗出場!竹田先発回避で一丸リレー「このチームで日本一に」

[ 2023年6月9日 21:54 ]

都市対抗野球大会近畿地区2次予選第3代表決定戦   三菱重工West7―4日本生命 ( 2023年6月9日    わかさスタジアム京都 )

<日本生命・三菱重工West>都市対抗出場を決め、歓喜の三菱重工Westナイン (撮影・後藤 大輝)
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 三菱重工Westが日本生命を7―4と逆転勝利で下し、3年連続39度目の都市対抗本戦出場を決めた。

 投手陣が力を合わせて近畿第3代表をつかんだ。今秋ドラフト候補に挙がる最速151キロ右腕の竹田祐は、前日8日のミキハウス戦で92球を投じた影響で先発回避。その中で計4投手が11安打を許しながら4失点と踏ん張り、リードを死守した。

 ミキハウス戦では5点優勢から逆転負けを喫して、翌日の日本生命との一戦に回った。2日連続の試合で継投策にも影響が出る中、野手陣が11安打7得点と奮起。津野祐貴監督は「昨日の敗戦から切り替えは難しいと思ったが、選手が試合に集中してくれた。こういう試合展開になれば、全員の力が必要になる。選手が底力を見せてくれた」と安どした。

 竹田は登板機会こそ訪れなかったものの、三塁ベンチから声を張って鼓舞し、試合中盤からはブルペンで投球練習を続けて出番に備えた。「1回戦からチームのみなさんに迷惑をかけて何の役にも立てなかったけど、勝つことができて本当にうれしいです。昨日は自分のせいで負けたので声を出すしかないと思っていた。一体感のあるこのチームで日本一になりたいです」と本戦を見据えた。

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