落合博満氏の誕生日は12月 「プロ野球選手にとって誕生日の位置づけ」にどう答えた?

[ 2023年6月9日 17:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が9日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。新企画の「オレ流質問箱」第4弾として野球の話から人生相談までNGなしで寄せられた質問に答えた。

 動画の中では、「よくプロ野球選手が誕生日で活躍するニュースを耳にすることがあるのですが、プロ野球選手にとって誕生日での試合とはどういう位置づけにあるのでしょうか?落合さんはどうでしたか」との質問も寄せられた。

 「残念ながらね、私、12月9日生まれなんで、シーズン中に誕生日で野球やったってことはないんです。(自身の)誕生日で試合やるっていう人の気持ちっていうのは、自分の中では理解ができないんで」と語った。ただ、落合氏にとって誕生日という部分のモチベーションは「女房(信子夫人)の誕生日は9月18日で、そのときっていうのは試合がある日なんでね。まぁ、家を出るときには“必ずホームラン2本3本打ってこいよ”っていうふうに言われてたんで、“よし!わかった!”って言って、その約束を果たすために、いつも以上に真剣に野球をやってたっていう、そういう記憶はあります」と答えた。

 信子夫人の誕生日にまつわるエピソードについては過去の動画の中でも話している。落合氏と信子夫人は1984年12月に結婚。まさに夫婦揃って野球漬けとなっていた。その中で2度目の3冠王となった1985年9月18日、結婚してから初めての信子夫人の誕生日のことだった。落合氏は「“見てろ。今日はお前の誕生日だろ?、いいか、ホームラン1本で”」と本塁打を宣言。その日の西武戦で、落合氏は2回の第1打席で中前打を放つと、4回に右越え本塁打、6回に左越え本塁打、8回に左越え本塁打、と3打席連続本塁打を含む4打数4安打を放った。過去の動画で、信子夫人は「3本打ってくれたりね。打ってくれた時あったね。嘘みたいにうれしいよね、やっぱり」と話す場面があった。

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