大谷がブルペンで40球を投げスプリットを入念にチェック　誠也はトラウトと感激の初対面

＜エンゼルス・カブス＞試合前、調整する大谷（撮影・会津　智海）
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　大谷が試合前に9日（日本時間10日）のマリナーズ戦先発に向けブルペンで投球練習を行った。40球を投げ、入念にチェックしたのがスプリット。ボールの軌道とデータを1球1球画像で確認し、両コーナーに丁寧に投げる姿が目立った。

　前回登板となったアストロズ戦では6回を5失点で2敗目（5勝）。多投するスイーパーを狙い打たれ本塁打も許すなど配球の見直しもテーマとなっている。

　また、鈴木が憧れのマイク・トラウトと初対面を果たした。トラウトの早出打撃練習を右翼付近から食い入るように見つめていた鈴木にエ軍の寺田トレーナーが声をかけ対面が実現。両手で握手をしハグを交わした。

　「トラウト・アイ・ラブ・ユー」と鈴木が入団会見の際に話したことはトラウトも知っており「このまま頑張って欲しい。見るのが楽しい選手だし、違う国の選手が球界を代表しているのはいいことだ」とエール。「大谷と一平（水原通訳）にも彼は素晴らしいと伝えたよ」と笑顔だった。