夢がモリ、モリ！オリックス　森の2連発＆4打点で逆転勝ち　18日以来の首位浮上　宮城は自己最短KO

パ・リーグ   オリックス8－7日本ハム （ 2023年4月25日    エスコンF ）

5回、逆転2ランを放つ森（撮影・高橋　茂夫）　
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　オリックスが、25日の日本ハム戦に8－7と逆転勝ちし、ロッテ、西武と並んで首位に浮上した。

　先発の宮城が自己最短となる1回2/3を、5失点でKOされるまさかの事態となったが、打線が奮起。特に「4番・捕手」でスタメン出場した森が、獅子奮迅の働きを見せた。

　初回に先制適時打を放ち、迎えた1点差追う5回だ。無死一塁から、日本ハム先発の伊藤のスライダーを右中間席へ運ぶ逆転2ラン。オリックスは昨季、伊藤に3試合で2勝（1敗）を献上し、対戦防御率は0・82という難敵だったが、この一発で降板に追いやった。

　さらに森は先頭だった7回に4番手・宮内から弾丸ライナーで右翼へ運ぶ4号ソロ。オリックス移籍後、初との1試合2発で貴重な追加点を挙げた。

　先発・宮城の降板後は救援陣が奮闘した。3番手のコットンが4イニングのロングリリーフで3安打1失点に抑えると、本田、山崎颯、阿部とつなぎ、リードを守った。

　逆転勝ちでオリックスは12勝8敗。先に試合を終えたロッテ、西武と勝率で並び、18日以来の首位タイ浮上となった。