究極の“なおゲーム”制したアスレチックス 6点リードから“なおア”寸前 再逆転で“なおエ”大演出

[ 2023年4月25日 14:05 ]

ア・リーグ   アスレチックス11―10エンゼルス ( 2023年4月24日    アナハイム )

初回、本塁打を放って祝福されるアスレチックスのアギラ(99)(AP)
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 メジャー最弱のアスレチックスが、大谷翔平を擁するエンゼルスとの激しい“なおゲーム”を制して連敗を2で止めた。

 初回に3番ルーカー、4番アギラが2者連続本塁打、3回にもこの2人が連続弾。1試合で同じ2人が2者連続アーチをかけて3回表終了時点で7―1と大量リードを奪った。

 だが、6回にエンゼルスに5点奪われて同点になると7回に勝ち越された。このまま敗れれば、ルーカーとアギラの大活躍を報じる際に「なお、アスレチックスは…」としたくなるような展開。ネットには「なおア対なおエの対決」「時代はなおエよりなおア」「逆なおエなのか なおアなのか」などの声も上がっていた。

 だが、1点差ビハインドの9回に奮起。連続四球で無死一、二塁とし、その後に1死満塁から押し出し四球で同点。延長10回に3点勝ち越したものの、その裏に2ランを浴びて再び“なおア”がよぎったが、執念で逃げ切った。

 これで借金は13。藤浪晋太郎は先発で結果を出せずに救援に配置転換となることが決定している。

 なお、エンゼルスの大谷は6回に右翼線二塁打を放ち、一挙5得点を演出した。

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2023年4月25日のニュース