巨人 平均6807万円で支配下登録選手年俸調査1位 契約更改満足度1位は阪神

[ 2023年4月25日 05:30 ]

23年度年俸調査結果
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 日本プロ野球選手会は24日、外国人選手など一部を除く開幕時の12球団714人の支配下登録選手を対象とした年俸調査結果を発表した。平均年俸は、巨人が6807万円で4年ぶりのトップ。

 過去3年連続で1位だったソフトバンクが2位で、最下位の日本ハムは巨人と4238万円の差があり、選手会・森忠仁事務局長は「これだけ格差が出てくるのはどうかなと思う」と語った。12球団の平均は4468万円で、現行の調査方法で最高を更新した。

 また、「契約更改満足度調査」では満足の割合は1位が阪神で、最下位は楽天。楽天は平均年俸が3位だったが中央値が12位と、球団内の格差が指摘される。

 ≪進路調査 昨年退団選手過半数がコーチなど12球団に残る≫NPBは、昨年限りで戦力外通告を受けた選手と現役を引退した選手の進路調査結果を発表した。145人のうち半数以上の83人(57・24%)が監督やコーチ就任、球団職員などへの転身で12球団内に残った。平均在籍年数は7・7年で、平均年齢27・8歳は最近5年間で昨年と並んで最も若かった。また、現役の若手選手へのセカンドキャリアに関するアンケートの結果も発表。昨秋のフェニックス・リーグに参加した選手291人のうち112人(38・5%)が引退後の生活に「不安がある」と回答した。

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