西武・中村が4号V2ラン&3三振で“前人未到の大台”にあと2に迫る1998三振 2位は清原の1955

[ 2023年4月25日 21:37 ]

パ・リーグ   西武5―3ロッテ ( 2023年4月25日    ZOZOマリン )

<ロ・西>7回、三振に倒れる中村(撮影・白鳥 佳樹)
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 西武の中村剛也内野手(39)は25日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に「4番・DH」で先発出場。初回に4号2ランを放った後は3三振、1四球で通算三振数は1998個となった。チームは3連勝中の単独首位・ロッテに競り勝ち連敗を2で止め、再び首位に並んだ。

 美しい先制アーチを放った次の第2打席だった。1死一、二塁のチャンスで打席が回って来た中村は、相手先発右腕・美馬の内角を突くシュート3連発をファウルで粘ると、4球目のフォークにバットが空を切った。この三振で歴代1位の通算三振数を1996に伸ばした。

 5回は四球を選び、7回の第4打席、9回の第5打席はともに空振り三振に倒れた。これで通算1998個目の三振となった。

 中村は試合後に、今季試合前まで三振が5個と少なかったことを指摘され「今日、3つしました!」とおどけた。そして「本当は三振したくないですけど。もうちょっとで2000個目なんで、頑張ります。しないように。あと2個?1個?」と明るい表情で“意気込み”を語った。

 ライオンズの大砲として試合に出続けてきたからこその前人未到の大台が見えてきた。2000三振まで、この試合を終え「あと2」。ちなみに、歴代2位は清原和博の1955個、3位は1838個の谷繁元信で、中村に次ぐ現役選手では巨人の松田宣浩が1519個(25日現在)で13位となっている。

 初回2死一塁、先制の今季4号2ラン、通算458本目のアーチを放った中村は「打ったのはスライダーです。打てて良かったです」と振り返った。

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