DeNA・宮崎&広島・秋山 4月の月間打率4割超なるか?

[ 2023年4月25日 05:30 ]

DeNA・宮崎(右)と広島・秋山
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 投高打低といわれる中でセ・リーグのベテランのヒットメーカーが存在感を示している。ともに88年生まれ、34歳のDeNA・宮崎と広島・秋山だ。17年にはセ、パで首位打者を獲得するなど共通点も多い2人は開幕から好調で、24日現在打率4割以上となっている。

 4月の成績は宮崎が打率.429(56打数24安打)で、秋山は.388(67打数26安打)で月間30安打も目前。月間打率4割以上(30安打以上)は、延べ300人いるが、4月は28人で全体の9.3%と少なく17年の近藤(日=.427)以降出ていない。宮崎が達成すればDeNAでは大洋時代の75年の松原誠.429以来48年ぶり2人目、秋山は04年の嶋重宣.412以来19年ぶり球団2人目の珍しい記録となる。

 今週はDeNAがヤクルト→中日、広島が中日→巨人と対戦。対戦打率は宮崎がヤクルト戦.444、中日戦.500、秋山も中日戦.500、巨人戦.400と好相性で同時達成の可能性も十分ある。セで同一年の4月に2人以上なら99年の清水隆行(巨=.419)、関川浩一(中=.417)以来2度目だ。GW突入直前の今週は令和のヒットメーカーのバットさばきに注目しよう。(記録課・八田 朝尊)

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