ソフトB・又吉広報からお宝ショットお届け! 「求道者」大関は声はイケボ&がっちりとした考えの持ち主

[ 2023年4月25日 08:00 ]

又吉広報の撮れたて直行便

昨年5月7日のロッテ戦で初完封した大関(左)と試合後に2ショット(又吉広報提供)
Photo By 提供写真

 “又吉広報”の異名を持つソフトバンク・又吉克樹投手(32)の新コラム「又吉広報の撮れたて直行便」がスタート。番記者も入れないベンチ裏などから貴重なオフショットや裏話を毎月第4火曜日にお届けする。

 スポニチ読者の皆さま、初めまして。ソフトバンクの又吉広報です。僕がなぜ直行便をやっているかが伝わればいいし、写真も楽しんでもらえればと思います。

 “広報”となったのは中日時代の2015、16年ごろから。翌朝の新聞に載る選手がヒーローインタビューに出た選手がほとんどで。中継ぎとしてテレビを見ていて、あの選手のプレーは大きかったな、あのプレーがなかったらきつかったねと(選手間で)話が出ていた。それが表に出てもいいと思った。選手にはファンはいる。そういう方々に何か試合を見られなくても写真がぽっと出てきたら思い出として残るんじゃないかと。自分推しの選手の写真が上がって喜ぶのであれば、その方々のためにやろうと。それがきっかけですね。

 写真のアップの早さはこだわっていないんです。選手の負担にもならないように。基本的に僕が写真を撮るのは選手は知っています。筑後で頑張っている選手や育成選手も何かしら手伝えることがあればと思っています。

 23年シーズンが開幕しました。初開幕投手の大関が白星を挙げました。この写真は昨季の初完封初完投勝利のものですけど、彼は求道者ですからね。体が何でこういう動きになるんだろうと答えを常に探しているように感じます。声はイケボ(イケメンボイス)でいろんなことに興味を持ってがっちりとした考えを持っている。体の使い方で大関が考えてしゃべることが僕のヒントになることがある。刺激をもらったりしています。

 2枚目は初先発初勝利を挙げた藤井です。今月1日のロッテ戦後、ヒーローインタビュー前のものです。藤井は1度、戦力外の形でプロ野球から離れて戻ってきた人間。はい上がろうという気持ちがものすごく強い。常に結果を求めているなと感じています。魅力は、やっぱり突き刺さるイメージの真っすぐ。直球があるのでフォークが生きます。人間の目は縦の動き、奥行きにあまり強くない。横変化の方が反応は速いといわれています。藤井は投げる角度とフォークで奥行きを出せる。目を上下に使う、ぽっと顔を上げると打者は一番、きつい対応になる。上を見るときは目だけですからね。

 僕自身は試合の途中で投げることも増えると思う。もっと対応できるようにしていかないと投げる場所がないかなというのもある。悪いとき、いかに乗り切るか。失点後の登板は確実に大切になる。頭に入れて一日一日を過ごしたいですね。 (ソフトバンク投手)

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