吉田正尚　自身メジャー初の1試合3安打、日本選手初の3打席連発はならずも…完全復活！　レ軍は逆転負け

ア・リーグ   レッドソックス4ー5オリオールズ （ 2023年4月24日    ボルチモア ）

2回に安打を放ったレッドソックス・吉田（AP）
Photo By ＡＰ

　レッドソックス・吉田正尚外野手（29）が24日（日本時間25日）、敵地ボルチモアで行われたオリオールズ戦に「4番・左翼」で先発出場。3打数3安打で3試合連続となるマルチ安打をマークした。チームは4点のリードを逆転され、4－5でオリオールズに敗れた。

　オリオールズの先発右腕・クレマーとの対戦では第1打席は2回先頭で中前打。3回の第2打席は中前打、6回の第3打席は左翼線打。第4打席は四球で出塁し、代走を送られた。一時は2割を切った打率も・265と上昇。完全復活を遂げた。また、1試合3安打はメジャー入り後初となった。

　試合中にはピーター・ファッツ打撃コーチが球審への暴言と見られる行為で退場処分になる一幕もあった。

　吉田は23日（日本時間24日）、ブルワーズ戦の8回に勝ち越し2号ソロを放つと、打者一巡した打席で3号満塁弾。メジャーで日本選手初、新人では史上4人目、チームでは08年のデービッド・オルティス以来15年ぶり5人目の1イニング2発を記録した。一夜明けたこの日は日本選手初の3打席連発に挑んでいた。