侍・栗山監督が告白!WBC準決勝メキシコ戦9回裏の大谷翔平の変化とは?「あの時にバットを…」

[ 2023年4月7日 20:39 ]

<日本・メキシコ>9回、二塁打を放ち吠える大谷(撮影・光山 貴大)
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 WBCで侍ジャパンを3大会14年ぶりの優勝に導いた栗山英樹監督(61)が2日の深夜放送のテレビ朝日「GET SPORTS」(毎週日曜深夜1・25~)に出演。WBC準決勝メキシコ戦の9回裏のサヨナラ劇に隠された大谷翔平の打撃について初告白した。

 4―5の9回先頭で大谷が迷わず初球を捉え、打球は右中間に。完璧な二塁打を放った。この一打がサヨナラ勝利への口火となり、村上のサヨナラ打に繋がった。栗山監督は「あの時に大谷翔平はバットを短く持ってるんですよ」と初告白した。

 「これは16年日本一になった時に1番ピッチャー大谷にして、ベンチで“ホームラン打ってきます”と出て行って、ホームランを打った時と一緒なんですよ」と明かした。

 この打席に入る前にも大谷は「ヒット打ってきます」とひと言残してベンチを出ていった。他の打席と比べてグリップエンドと手のすき間が大きくなっていた。「だからあの高めの球を変な打ち方して、ツーベースになってるんですよ」と解説した。

 試合中には、バットを短く持っていることに気づかなかった栗山監督。試合後に周りから聞かされて驚いたようだ。「塁に出ようとしたんですよね。イメージ通りになって、ヘルメットを取って気迫の表情を見せることにつながったのかもしれないですね。みんなの思いが繋がっていくんですよね」とコメントして、この話題を締めた。

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