西武・ペイトン 憧れのマー君から打った来日1号V弾 15年ヤンキース傘下時代にキャンプで対戦経験

[ 2023年4月7日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2-1楽天 ( 2023年4月6日    楽天モバイル )

<楽・西>ホームランボールを手に笑顔のペイトン(撮影・白鳥 佳樹)
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 憧れ続けてきた投手から記念すべきアーチを放った。西武の新外国人・ペイトンが、2回、楽天・田中将の高め147キロ直球を右翼席へ。来日初本塁打となる先制ソロは、決勝打となった。

 「名前をよく知られている投手から1号を打てたことはうれしい」。対戦は初めてではなかった。ヤンキース傘下に入団し2年目だった15年春季キャンプで、主力投手だった右腕とライブBP(実戦形式の打撃練習)で対決。「ピンストライプのユニホームを着て、投げている姿を見ているので、凄く尊敬している。難しい投手だった」としたが、その田中将からは4回にも左前打を放った。開幕カードのオリックス3連戦は1番で計14打数2安打、打率・143と振るわず。3試合ぶりに「6番・中堅」で先発復帰し、勝利に貢献した。

 チームでの愛称は「ペイペイ」が浸透中。身長1メートル73ながら広角に打ち分ける打撃とパンチ力を持ち味に「早くなじんでチームの力になりたい」と青い瞳を輝かせた。(福井 亮太)

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2023年4月7日のニュース