ヤクルト虎撃ち、山田V弾!苦手・青柳降板後に完璧2号 ライアン雨中の好投6回1失点、石山2勝目

[ 2023年4月7日 21:38 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―1阪神 ( 2023年4月7日    甲子園 )

<神・ヤ>8回1死一塁、勝ち越しの2点本塁打を放ち、ナインとハイタッチをかわす山田(撮影・北條 貴史)
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 セ・リーグ首位に立つヤクルトは7日、敵地・甲子園で2位の阪神と対戦。「3番・二塁」で先発した山田哲人内野手(30)が同点の8回、勝ち越しの2号2ランを放ち3連戦初戦を勝利で飾った。投げては先発の小川泰弘投手(32)が雨の中、6回を1安打1失点の好投。2番手・石山が今季2勝目を挙げた。

 緊迫した投手戦が続く中、試合を決めたのは主将の山田だった。苦手とする相手先発・青柳の前に第3打席まで沈黙。しかし、青柳が降板し2番手・浜地がマウンドに上がった同点の8回だった。1死一塁の第4打席、浜地の高め149キロ直球を捉え、打球はバックスクリーンへ飛び込む手応え十分の勝ち越しの2ラン。完璧な一発に、山田も笑顔でナインとハイタッチを交わした。

 6回までエース・青柳を前にわずか2安打と打線が沈黙した。1点が遠い展開。しかし7回、助っ人の一発が重い空気を振り払った。先頭で打席に立ったオスナは、初球の122キロスライダーを捉えバックスクリーン左へ同点の3号ソロ。貴重な同点弾が1日以来5戦ぶりの一発となった。

 小川は振りしきる雨の中でもエースのピッチング。初回に失点を許すも最少失点で切り抜け、6回を投げ1安打1失点。2回以降は安打を許さず、白星はつかずとも先発の役割を十二分に果たした。石山、清水とつなぎ、最後は田口が締めた。開幕ダッシュを決めた2球団の直接対決第1Rはセ界連覇中のヤクルトに軍配が上がった。

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