巨人・中山礼都 坂本代役でハツラツ プロ初のスタメン1番 第1打席で即、今季初安打

[ 2023年4月7日 18:30 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年4月7日    マツダ )

<広・巨>初回無死、中山は中前打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 巨人の中山礼都内野手(20)が7日、開幕7戦目となった広島戦(マツダ)で「1番・遊撃」に入り、今季初の先発出場。第1打席でいきなり今季初安打をマークし、プロ3年目で初となるスタメン1番に指名した原辰徳監督(64)の起用に見事応えた。

 初回、相手先発右腕・大瀬良と対戦。初球の真ん中直球を空振りした後、2球目の外角フォークボールを中前に運んだ。その後、1死一、二塁の場面で4番・岡本和が右邪飛を放った際にはタッチアップして三塁まで進塁。続く5番・中田翔が初球を一飛に倒れて先制することはできなかったが、ハツラツとした動きを見せた。

 2試合連続零敗中の巨人はこの日、打線を大幅に組み替え。1番に中山、2番にブリンソン、6番に梶谷、8番に吉川というメンバーで臨んだ。開幕から19打席連続無安打中の坂本は5日のDeNA戦(横浜)以来2試合ぶりとなるスタメン落ち。昨季、相次ぐ故障で戦列を離れた坂本に代わって遊撃で42試合に先発出場している中山は今季初スタメンで「1番・遊撃」に入り、1番打者はオコエ、梶谷、長野に続いて開幕7戦目で早くも4人目となった。

 なお、巨人は2試合18イニング連続無得点中。3試合連続となると1960、2009、12、13年に次ぎチーム史上5度目のワースト記録(3試合連続零敗は1960、2009、12年と過去3度)となる。

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2023年4月7日のニュース