日本ハム ロッテ・佐々木朗に11K喫するも…万波がチーム唯一の安打

[ 2023年4月7日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム1-6ロッテ ( 2023年4月6日    ZOZOマリン )

<ロ・日>初回、中前打を放つ万波(投手・佐々木朗)(撮影・西海健太郎   
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 日本ハムは6日のロッテ戦で、WBCの世界一に貢献した佐々木朗から11三振を奪われたが、万波中正外野手(23)がチーム唯一の安打を放った。今季出場4試合目、6打席目での初安打だ。

 「かなり気合入れていって、良い結果になって良かった。160キロをはじきき返せたならいいんじゃないかな」

 「2番・右翼」で3月30日の開幕・楽天戦(エスコン)以来のスタメン出場し、初回1死だ。昨季のチームが2度の対戦で計13イニング1得点だった右腕と対峙(たいじ)。5球目にはこの日最速164キロをファウルにするなど、8球粘った末に161キロ直球を中前にはじき返した。

 いつもよりバットを指1本分短く持ったコンパクトなスイングが奏功し「(164キロは)速いっすね。凄い投手なので、簡単にやられない姿勢を上位打線で見せたかった」と振り返った。7回には2番手・小野から左翼線二塁打も放ち、複数安打をマーク。その後1死三塁となり、野村の遊ゴロで生還し、この日唯一の得点を呼び込んだ。

 侍ジャパンには、サポートメンバーとして参加。佐々木朗とはあいさつ程度しか交わさなかったというが「改めて凄い選手だな」と1学年下の右腕に敬意を表する。自身も将来的に侍メンバー入りを夢見るが「毎年20~30本は最低打てる選手にならないと厳しい。そこを今年、クリアできるようにと思います」と万波。まずは、チームでのレギュラー奪取に挑む。(田中 健人)

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2023年4月7日のニュース