オリ・宮城 6回1安打無失点の貫禄初登板 59キロ差緩急で手玉「全球種でしっかり勝負できた」

[ 2023年4月7日 19:50 ]

パ・リーグ   オリックスー日本ハム ( 2023年4月7日    京セラD )

5回を終え森(左)とタッチしてベンチに戻る宮城 (撮影・奥 調)
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 オリックスの宮城大弥投手(21)が、7日の日本ハム戦に先発。今季初登板で、6回を1安打無失点と好投した。

 初回、マウンドに上がる際に、昨年まで同僚だった能見篤史氏が登場曲として使用していたGReeeeN「刹那(能見バージョン)」の曲で登場した左腕は、いきなりエンジン全開だった。

 初回、松本に対しては151キロ直球で空振り三振。3者凡退で順調に発進すると、3回の江越の打席では92キロのカーブで空振り三振。実に59キロ差という球速差を使うなど、緩急で日本ハム打線を翻弄した。宝刀スライダーのキレも良く、5回まで78球で、無安打6奪三振の快投を演じた。

 6回には先頭・江越の打球を左翼・杉本が好捕するなど援護。その後、内野安打を許すなど1死一、二塁のピンチを背負うが、松本、野村を打ち取って無失点で切り抜け、お役御免。6回を1安打無失点、7奪三振の93球で終え、7回からは2番手・阿部に託した。

 この日は日本ハムの8番・捕手で伏見がスタメン出場。昨年までの同僚で、バッテリーも組んだ元女房役を3回にはチェンジアップで空振り三振、5回には三ゴロに打ち取るなど、寄せ付けなかった。

 ▼オリックス・宮城(6回1安打無失点)「各回の先頭打者を意識しながら、投げていこうと思ってマウンドに上がっていました。全球種でしっかりと勝負できましたし、野手の方々が良いプレーをしてくれたので、テンポよく投げることができたと思います」

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