ソフトB・牧原が止まらない　開幕6試合連続安打　6試合中5試合でマルチ安打以上　打率.462

パ・リーグ   ソフトバンク2―7オリックス （ 2023年4月6日    京セラD ）

＜オ・ソ＞7回、牧原大は安打を放つ（撮影・後藤　大輝）
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　チームの連勝は5で止まったが、ソフトバンク・牧原大の勢いは一切、止まらない。

　4回2死、侍ジャパンのチームメートだったオリックス・山本の151キロ直球を中前へはじき返し、開幕6試合連続安打とする。7回無死では2番手・阿部から快足を生かして二塁へ内野安打。2死満塁から周東の押し出し四球で生還した。

　「もともと、合わせていなかったので不安はあった」と牧原大。今季はセンターの定位置を狙い、自主トレから準備してきた。だが、WBCに追加招集されたことや、二塁のレギュラー候補だった三森の不調で急きょ、二塁を任されている。開幕2軍となった三森に対しては、期待をかけていたぶん「なにしとんだ！」と厳しい言葉もかけたが、言ったからにはその穴はしっかりと埋めてみせる。

　6試合中5試合でマルチ安打以上と打ちまくり、打率・462は堂々と首位打者を走っている。侍では脇役だった背番号8が、今やパ・リーグの主役の一人に躍り出ている。