オリックス 元阪神の小野を支配下登録「まだ通過点でありスタート」 大里も登録「今まで以上に日々精進」

[ 2023年4月7日 16:44 ]

オリックス・小野泰己
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 オリックスは7日、育成の小野泰己投手(28)、大里昂生内野手(23)を支配下選手として登録すると発表した。背番号は小野が59、大里が64。

 小野は富士大から16年ドラフト2位で阪神に入団し、通算38試合に登板して9勝15敗、防御率4・65。昨年10月に戦力外通告を受け、オリックスと育成契約を結んだ。今季はキャンプ、オープン戦で1軍の試合にも登板し、支配下復帰を勝ち取った。

 大里は東北福祉大から21年育成ドラフト3位で入団。今季はオープン戦4試合に出場し、ウエスタン・リーグは11試合に出場し、打率・176だった。

 小野は「昨年、戦力外になった自分を拾ってくれたバファローズには感謝しています。何とか支配下登録を勝ち取れるように、結果を出すことだけを考えて腕を振ってきました。しかし、ここはまだ通過点でありスタートです。チームは3連覇を目指して戦っていますので、その中の一つのピースとなれるように、これからより一層頑張りたいと思います」とコメント。

 大里は「育成選手としての入団でしたが、とにかく1軍の戦力となれるように支配下登録を目指して頑張ってきました。特に今年は勝負の年だと思っていましたので、とても嬉しいです。いつでもどこでも守れるという自分の持ち味を生かして、まずは1軍に定着できるように頑張ります。まだまだここからがスタートなので、今まで以上に日々精進していきたいと思います」と意気込んだ。オリックスは開幕前の茶野に続き、今季3人目の育成から支配下への昇格となった。

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2023年4月7日のニュース