エンゼルス・大谷 左足踏まれてもん絶のち2年連続100安打 イチ超え弾はお預け

[ 2022年8月9日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3-6マリナーズ ( 2022年8月7日    シアトル )

<マリナーズ・エンゼルス>3回、ゴンザレスに足を踏まれて苦しむ大谷(撮影・大森  寛明)
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 エンゼルス・大谷がアクシデントを乗り越え、2年連続で100安打に到達した。0―1の3回1死二塁。ネクストバッターズサークルの大谷は、ウォードの左前打で二塁から一気に本塁を狙う走者指示のために本塁後方へ向かったが、ベースカバーの左腕ゴンザレスに途中で左足甲を踏まれ、もん絶した。

 直後の打席は空振り三振したが、5回に3試合ぶりの安打となる左前打で節目の安打数に達した。昨季はチーム107試合目で達し、今季は同109試合目と、ここまではほぼ同ペース。フィル・ネビン監督代行は「足の甲を踏まれたが大丈夫だ」と説明し、試合後に足を引きずることもなかった。通算本塁打で並んでいるイチロー(マリナーズなど)が活躍したシアトルでの“イチロー超え”アーチこそ生まれなかったが、不安はなさそうだ。(柳原 直之)

 《トレード加入のモニアク骨折》シンダーガードとのトレードでフィリーズからエンゼルスに加入した外野手モニアクが左手中指を骨折した。6日にバント安打を決めた際に痛めた。全治未定だが、今季中に復帰可能とし「前に進むしかない。過去は変えられない」と話した。16年ドラフト1巡目(全体1番目)でフ軍に入団した24歳。3日のエ軍デビューから5試合で打率.286、2本塁打、3打点と結果を残していた。

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2022年8月9日のニュース