旭稜野球少年団が初戦突破 前田健成主将が投打で奮闘「自分たちらしいプレーできた」

[ 2022年8月9日 20:25 ]

ウイニングボールを手に笑顔の旭稜野球少年団の前田健成主将(左)と瀬川洋監督
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 「小学生の甲子園」と称される「高円宮賜杯第42回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(スポーツニッポン新聞社など主催)」が9日、神宮球場など都内7球場で開幕した。

 北海道北代表の旭稜野球少年団が常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)に9―4で勝利。2年連続2度目の出場で悲願の初戦突破を果たした。

 主将で1番打者、さらに先発も務めた前田健成(6年)が投打に奮闘した。

 「自分たちらしいプレーができた」。打線は先発全員&毎回の15安打。4回には打者12人攻撃で一気に7点を奪い、前田も1死二、三塁で「チームの流れに乗って打てた。長打になって良かった」と中越え2点二塁打を放った。

 本来は捕手だが、投げては4回まで2安打無失点で5奪三振。5回無死からの3連打で降板も十分に試合を作った。

 今大会から熱中症対策で日中は試合を行わず、午後5時56分にプレーボール。途中からナイター照明の元でのプレーとなり、前田は「プロと同じ環境で試合ができた」とうれしそうだった。

 今年の正月。旭川市内の北海道護国神社に初詣に出掛け「全国ベスト8以上」を願った。「目標に一歩近づいた」と瀬川洋監督。前田は「僕は優勝を目指している」と力強く言った。

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2022年8月9日のニュース