巨人メルセデス、またも勝てず 5回途中10安打3失点KO 6月4日の白星最後に7戦勝ちなし

[ 2022年8月9日 20:04 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年8月9日    バンテリンD )

<中・巨>5回、ビシエドに勝ち越し適時内野安打を許し、悔しさをみせる先発のメルセデス(撮影・河野 光希)
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 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28=ドミニカ共和国)が中日戦(バンテリンD)に先発登板。5回途中10安打3失点KOされ、またも区切りの来日30勝目となる今季6勝目を挙げることができなかった。

 初回に主砲・岡本和の適時打で1点先制してもらい、その裏を3者凡退と好発進。だが、2回に追いつかれた。ビシエド、木下に連打を許して無死一、二塁。レビーラを併殺打に打ち取って2死三塁とした。ここで石垣に左前に適時打を許して1―1。あっという間に振り出しに戻った。

 それでも打線は直後の3回にポランコの適時二塁打で勝ち越したが、メルセデスはその裏、大島、岡林に連打を許して再び追いつかれた。2―2のまま迎えた4回は連打で無死二、三塁のピンチを招いたが、無失点。だが、5回だった。ビシエドにこの回3安打目となる内野安打で勝ち越しを許すと、ここで降板となった。なおも1死一、二塁とピンチが続いた場面で登板した2番手右腕・赤星は後続を打ち取り、それ以上失点しなかった。

 メルセデスの投球内容は4回1/3で打者22人に対して85球を投げ、10安打3失点。4三振を奪って四死球はなく、直球のMAXは144キロだった。

 メルセデスは小林とバッテリーを組んだ6月4日のロッテ戦(東京D)で8回途中1失点と好投し、同じく小林とのバッテリーだった4月27日のDeNA戦(横浜)以来38日ぶりとなる今季5勝目をマーク。だが、ロッテ戦を最後に再び6試合白星から遠ざかり、前回登板した8月2日の阪神戦(東京D)は7回途中4失点(自責3)で今季4敗目を喫していた。

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2022年8月9日のニュース