【甲子園】夏初出場の札幌大谷 9回2死から同点もサヨナラ負け 船尾監督「あきらめなかった選手に感謝」

[ 2022年8月9日 16:42 ]

第104回全国高校野球選手権第4日・1回戦   札幌大谷2―3二松学舎大付 ( 2022年8月9日    甲子園 )

<二松学舎大付・札幌大谷> 二松学舎大付にサヨナラ負けし、あいさつに向かう札幌大谷ナイン (撮影・亀井 直樹)
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 初出場の札幌大谷(南北海道)は2年連続5度目出場の二松学舎大付(東東京)と対戦し、2-3でサヨナラ負け。夏の甲子園初勝利、19年選抜に続く甲子園2勝目はならなかった。

 先発左腕・森谷は初回、3番・大矢に犠飛で先制を許すと、3回にも大矢に左中間適時二塁打を打たれてリードを許した。その後は二松学舎大付を粘り強く抑えたが、打線は8回1死三塁で4番・郡山の遊撃への強い当たりが敵失を誘い1点を返し、9回は2死から連打で一、三塁に暴投で同点としたがそこまで。その裏の守りでは森谷が一死一、二塁に1番・親富祖に左翼線への安打を浴びると、左翼手・天野が後逸し、サヨナラ負けを喫した。

 夏初出場となる甲子園で、9回2死から同点とするなど粘りを見せたナインに船尾隆広監督は「最後まで粘り強くあきらめなかった選手に感謝したい。森谷投手もいつも通り、良く投げてくれた」と称えた。「3年生にはありがとうという言葉しかない、1、2年生もゲームに出ていい経験を積んだ、これを次に生かしてほしい」と淡々と振り返った。

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