ヤクルト高津監督「なかなかチャンスがなかったですね」 村上3安打も広島・森下完封許し4連敗

[ 2022年8月9日 22:40 ]

セ・リーグ   ヤクルト0―2広島 ( 2022年8月9日    マツダ )

<広・ヤ>7回、選手交代を告げる高津監督(撮影・岡田 丈靖)                
Photo By スポニチ

 ヤクルトは9日、広島に0―2で敗れ、4連敗となった。1カ月ぶりの登板となった先発・高梨裕稔投手(31)が6回1失点と好投。村上宗隆内野手(22)が3安打を放ったが得点には結びつかなかった。これで100試合を終え59勝40敗1分け。7月3日に最大28あった貯金は20を切り19となった。

 試合後、高津臣吾監督(53)との一問一答は以下の通り。

 ――森下の前に点が取れなかった。

 「まっすぐも勢いあったし、変化球も腕振れていたので、簡単ではなかったですね」

 ――村上が3安打。その前の走者を置きたかった。

 「もちろんそうですね。打ってつないでというところがすごく難しい中で、なんとかと思いながらみんな打席には立っていると思うんだけど、なかなかうまくいかなかったですね」

 ――先発の高梨は6回1失点と粘った。

 「今日みたいなピッチングをしているときに、なんとか野手が早い回で追いついて、粘っている間に勝ち越したいとイメージはしていたんですけど、なかなかチャンスがなかったですね」

 ――新型コロナウイルス感染から復帰登板。療養期間の不安を感じない投球。

 「ファームでもしっかり投げられたし、彼は投げることに関しては結構強いタイプなので、あそこまで1失点でいってくれたので、チームとしても助かりました」

 ――ロッテからトレードで移籍してきた山本が4番手で1回無失点。

 「僕も映像でしか見たことがなかった。ファームでちょっと見たことはあるけど、ちょっと早く見たかったなというのがあるので。早く慣れて本人もあいさつで言っていたんですけど、みんなの1軍の戦力になれるように頑張りますって言っていたけど、ぜひそういう存在でいてほしいなと思います。きょうはいいピッチングだったと思います」

 ――リリーフ左腕が増えたことは大きい

 「左が間違いなく不足しているので、ずっと田口が1人でやっていたんだけどね。それが久保が出てきて、今回こうやって山本が入ってきて、左右のバランスというのがうまくとれるリリーフ陣になってくれたらいいなと思いますね」

 ――守備のミスが失点に

 「人間のやることなので、ミスもあるし、打てないときもあると思うんですけどね。簡単に切り替えてというのも難しいことだと思うので、元気づける何かが必要かもしれないですね。みんなでこうわーっとやる雰囲気というのはすごく大事かなと思います」

 ――明日の先発の星に期待するところ

 「もう一人ずつ本当に頑張ってほしいと思うだけど、みんなで戦って、リリーフ陣も含めてみんなでつないでやっていければいいのかなと思います」

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月9日のニュース