【甲子園】コロナ集団感染の県岐阜商 チーム一丸奮闘も社に大敗

[ 2022年8月9日 18:09 ]

第104回全国高校野球選手権 1回戦   社10-1県岐阜商 ( 2022年8月9日    甲子園 )

<社・県岐阜商>2回1死一、二塁、小林(左)にマウンドを譲って降板する県岐阜商・山口(撮影・北條 貴史)
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 2年連続30回目出場の県岐阜商(岐阜)は、初出場の社(兵庫)に1-10で敗れた。

 県岐阜商は5日に新型コロナウイルス集団感染が判明したため、メンバー18人中10人が入れ替わっての初陣。初回に1点を先制されると、2回、3回には続けて打者一巡の猛攻を浴び、3回までに8点を奪われる苦しい展開に。打線も社の先発・堀田を攻略できず、8回に1点を返すのが精いっぱいだった。

 県岐阜商は新型コロナウイルスの集団感染が発生したため、一部を改定した感染拡大予防ガイドラインに基づき、背番号1の今井翼投手(2年)、背番号2の磯野真夢捕手(2年)など登録選手18人のうち10人を入れ替えた。鍛治舎巧監督は試合前、「異例の対応に感謝している。岐阜に帰った選手のためにも思い切った試合をしたい」とコメント。「1試合頑張れば、何人か戻れると思う」と決意を新たにしていたが、初戦突破はならなかった。

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