ブルージェイズ・菊池 3発被弾5失点で5勝目ならずも、6月30日以来となる6回のマウンドに

[ 2022年8月9日 10:48 ]

ア・リーグ   ブルージェイズーオリオールズ ( 2022年8月8日    ボルティモア )

オリオールズ戦に先発したブルージェイズ・菊池(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(31)が8日(日本時間9日)ボルチモアでのオリオールズ戦で今季19度目の先発登板。初回に2番・ラッチマン、3番・サンタンダーに連続で四球を与え、5番ウリアスに投じた2球目の95・8マイル(約154・1キロ)直球をセンター右に運ばれ、3点本塁打を喫した。

 1-3の3回には2死走者なしから、サンタンダーに2球目96マイル(154・5キロ)の直球を、4番・マウントキャッスルにフルカウントから84・5マイル(約136キロ)の低目スライダーをともに左越えに運ばれる連続被弾。4、5回はゼロに抑えたが、6回先頭のマウントキャッスルに四球を与えたところで、交代を命じられた。降板時のスコアは2-5で今季5勝目はならなかった。

 5回0/3を投げ、6安打5失点、4奪三振3四球で球数は84。投球の内訳は直球が58%の49球、スライダーが19球、チェンジアップが16球だった。

 ブルージェイズは前カードのツインズ4連戦で、のべ17人のブルペン投手を起用。この日菊池に与えられた役割は長いイニングを投げ、ブルペン陣を休ませること。6月30日以来となる6回のマウンドに立ったことで、役目は果たしたと言える。

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2022年8月9日のニュース