【甲子園】横浜 2年生エース・杉山 6安打2失点、無四球完投も反省 「力入って抜け球多かった」

[ 2022年8月9日 10:41 ]

第104回全国高校野球選手権 1回戦   横浜4-2三重 ( 2022年8月9日    甲子園 )

<横浜・三重>先発する横浜・杉山(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 横浜が三重を4-2で下し、2年連続で初戦を突破した。チームは甲子園春夏通算60勝目で、報徳学園、高松商と並んで15位タイとなった。

 先発で2年生のエース左腕・杉山は5回までわずか1安打の好投。三重のエース・上山との投げ合いを展開した。6回には1点を返され、なおも2死一、二塁のピンチを背負ったが、後続を断って切り抜けた。9回に追加点を許したが、6安打2失点完投。無四球の好投だった。

 打線は3回、四球で出塁した鉾丸が盗塁すると暴投で一気に三塁まで進塁。スキのない走塁でチャンスを広げると1番・緒方の右中間適時二塁打で先制した。板倉も右前適時打で緒方を返し、2点を先取した。さらに8回には四死球で一、二塁とすると、岸本の右越え2点適時三塁打で加点した。

 杉山は「昨年甲子園で投げて思うようにいかなかったので、今年は自分が成長できればと思ってやってきた。ここ最近完投して投げていることが多かったので、完投はきつくなかった。四球はなかったが、力が入って抜け球が多くなってしまった」と課題も口にし、次戦を見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月9日のニュース