日本ハム・片岡 正真正銘プロ初安打!5日はリプレー検証で内野安打が幻に

[ 2022年8月8日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム5―3オリックス ( 2022年8月7日    京セラD )

<オ・日>2回、片岡は右前にプロ初安打を放つ(撮影・奥 調)
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 一塁ベース上に立つ日本ハム・片岡の目に2日前と同じ光景が広がった。プロ3年目、14打席目で生まれた待望の初安打。新庄監督が三塁ベンチを飛び出して記念球を回収するシーンは“2度目”だが、今度ばかりは安心して見つめていた。

 「前回ヒットにならなかったので今回はヒットになって良かった」。8回守備から途中出場した5日のオリックス戦は9回に放った二塁へのゴロで一塁に激走して最後はヘッドスライディング。一度は内野安打の判定で念願のプロ初安打と思われたが、リプレー検証の末にアウトとなった。この日は2回無死一塁から中村のフォークを右前に運ぶ“正真正銘”のプロ初安打で6回も中前打。同一カード3連敗を免れる勝利に大きく貢献し、チームも昨季から続く京セラドームでの連敗を9で止めた。

 俊足強打の外野手と期待されて入団も過去2年は1軍出場がなかった片岡は「一日一日の積み重ね。一球一球を大事にしていきたい」と力を込める。伸び盛りの道産子が、明るい未来を予感させた。

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