ヤクルト・村上 1日で復帰も3の0…6日に倦怠感訴え登録抹消もPCR検査は陰性

[ 2022年8月8日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―7巨人 ( 2022年8月7日    神宮 )

<ヤ・巨>2回、二直に倒れる村上(撮影・白鳥 佳樹)
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 首位・ヤクルトは村上が1日で戦列に復帰も、痛恨の逆転負けを喫した。主砲は前日に倦怠(けんたい)感を訴え、特例2022対象選手として出場選手登録を抹消。しかしPCR検査は陰性で、この日の練習からチームに再合流した。高津監督は「だるさは残っているようだけど、プレーできる範囲ということでスタメンで出した」と話した。

 リーグ2冠王は「4番・三塁」で出場も3打数無安打。4回無死満塁では三飛も、続く5番・サンタナが「ムラカミをカバーしようと思った」と逆転の11号満塁弾を放った。チーム新のシーズン7本目の満塁弾で士気も上がったが、7回に自慢のリリーフ陣が崩れた。同一カード3連敗は3月29~31日の巨人戦以来、今季2度目で2位・阪神とは8・5ゲーム差。ただ指揮官が「相手としたら嫌だと思う」という村上の復帰は何よりの朗報だ。(鈴木 勝巳)

 《サンタナ満弾で球団新のシーズン7本目》サンタナ(ヤ)が来日初となる満塁本塁打。今季ヤクルトの満塁弾は村上4本、オスナ2本と合わせ7本目。満塁本塁打のシーズン最多記録は50年中日の12本だが、ヤクルトでは93、13年の6本を抜く球団新記録になった。もっとも、この日は巨人に逆転負け。村上が満塁本塁打した試合は4戦全勝だが、オスナ、サンタナが放った試合は0勝3敗と全て空砲になっている。

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2022年8月8日のニュース