広島・龍馬 令和5000号は「秋山さんの打ち方参考に」 2安打1打点!打撃センスにさらに磨き

[ 2022年8月8日 07:30 ]

セ・リーグ   広島5-7阪神 ( 2022年8月7日    マツダ )

<広・神>3回2死、西川は左越えにソロ本塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 有言実行だった。下半身のコンディション不良から戦列復帰2戦目だった広島・西川が“メモリアル弾”を含む2安打1打点で状態を上げてきた。

 秋山の本拠地1号で3―2と勝ち越した3回だ。2死無走者からガンケルの高めスライダーを強振し、右から左への風にも乗った打球は秋山と同じ左翼席へ吸い込まれた。

 「秋山さんの打球、打ち方を参考にして打つことができた。秋山さんに感謝です」

 5月21日の中日戦以来となる6号ソロは、令和5000号。46試合のブランクを経て戦列に戻り、同じ「6番・左翼」で先発した前夜は「多少、力が入ったところがあった。明日は地に足を着けてできると思う」と快音連発予告していた。

 その言葉通り、2回の先頭でも右翼フェンス直撃する単打で出塁し、反撃の口火を切った。2安打は勝利に結び付かず、痛い敗戦で笑顔はなくても、西川の打撃センスが改めてキラリと光った。

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2022年8月8日のニュース