星稜、14失点大敗…同校史上甲子園ワースト 代行務めた山下監督「私自身が焦っていたかもしれない」

[ 2022年8月8日 04:05 ]

第104回全国高校野球選手権第2日・1回戦   星稜2-14愛工大名電 ( 2022年8月7日    甲子園 )

<星稜・愛工大名電>敗れた星稜ナイン(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 今春選抜8強の星稜は、18年選抜の準々決勝の三重戦に並ぶチームの甲子園最多14失点で敗れた。4月に就任した新監督の体調不良を受け、5月から代行を務めてきた山下智将監督は「相手のバッティングが一枚も二枚も上手だった」と、愛工大名電打線を称賛。聖地での初采配には、「思っていた展開と違い、その後の攻めを私自身が焦っていたかもしれない」と振り返った。

 プロ注目のマーガード真偉輝(まいき)キアン(3年)は2回途中9失点。「決めにいった球をファウルされて、甘くなった球を打たれた」。奥川(ヤクルト)に憧れて故郷の沖縄を離れ星稜に進んだ1メートル86の大型右腕は、プロ志望届提出は明言しなかったが「小さい頃から目指してきた場所なので、そこに立てるように頑張りたい」と成長を誓った。

続きを表示

2022年8月8日のニュース