阪神・近本　猛打賞王や！セ・トップタイ11度目 “平常運転”戻ったマツダで計6安打　　

セ・リーグ   阪神7－5広島 （ 2022年8月7日    マツダ ）

＜広・神＞5回無死、近本は左前打を放つ（撮影・北條　貴史）
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　“固め打ちの鬼”阪神・近本が本領発揮をした。3本の単打を放ち、中野と並んでリーグ最多11度目の猛打賞を記録した。

　「試合に勝ったんで、良かったなと思う」

　5回は左前打で出塁してロドリゲスの2ランで生還。8回は右前打で好機を拡大し、佐藤輝の犠飛を呼び込んだ。3番として逆転勝ちに貢献した。

　3試合連続無安打で突入した今回の広島3連戦。球団記録の30試合連続安打を放った安打製造器でさえも、調子の下降線に入ったとみられた。

　しかし、本人は、「別にいつも通りやることだけなんで。別に状態が悪いわけではない」と意に介していなかった。前日のマルチ安打に続く快音連発。マツダスタジアムでの3日間で計6安打を残し、“平常運転”に戻ったと見てよさそうだ。