愛工大名電・美濃 天国の同級生に見せた4安打6打点 守備では絆のグラブ使用「瀬戸と戦い抜く」

[ 2022年8月8日 04:06 ]

第104回全国高校野球選手権第2日・1回戦   愛工大名電14-2星稜 ( 2022年8月7日    甲子園 )

<愛工大名電・星稜>亡くなった瀬戸勝登さんのグラブをつけてプレーする美濃(撮影・岸 良祐)
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 愛工大名電打線は同校の春夏甲子園史上最多の14得点、最多タイ15安打を記録して大勝。「7番右翼」の美濃十飛(しゅうと)が4打数4安打1四球で6打点を挙げた。

 6月に急性心不全で天国に旅立った同級生部員の瀬戸勝登(しょうと)さんとは毎朝、寮で並んで歯磨きをしていたほどの大親友。瀬戸さんが使っていたグラブを使用して共に戦い、塁上では空に拳を突き上げる場面も。「“よくやったな”と言ってくれると思います。瀬戸と戦い抜くのは当然」と友の思いも背負って勝ち進む。

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