【甲子園】敦賀気比が北陸対決制して春夏通算30勝目 16安打13得点の猛攻で高岡商退ける

[ 2022年8月8日 16:00 ]

第104回全国高校野球選手権第3日・1回戦   敦賀気比13―3高岡商 ( 2022年8月8日    甲子園 )

<3日目第3試合 高岡商・敦賀気比>1回1死一、二塁、 敦賀気比・高見沢は左前に適時打放つ (撮影・奥 調)
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 4大会連続11度目出場の敦賀気比(福井)が5大会連続22度目出場の高岡商(富山)と対戦。16安打を放って13-3で勝利し、3大会連続となる初戦突破。甲子園で春夏通算30勝目を挙げた。

 初戦唯一の「同地区対決」。敦賀気比打線は初回、1死一、三塁に4番・上加世田、5番・高見沢の連続適時打、6番岡村の左前打を左翼手がファンブルする間の得点など5連打と連続四死球による押し出しで4点を先制。2回にも2死二塁に高見沢の中前適時打で加点した。

 5-3で迎えた6回2死一、二塁には上加世田の一塁手への当たりが敵失となり加点、さらに捕逸でも再びリードを広げた。7回1死一、三塁にも9番・渡辺の左前適時打で加点。9回にも暴投や渡辺の一ゴロ、敵失で5点を奪ってダメを押した。

 守っては先発右腕・上加世田が3点を失ったが、5回1死一、ニ塁から登板した2番手の左腕・清野が好リリーフ。9回2死まで無失点に、最後は3番手の左腕・竹下が締めて逃げ切った。

 選抜大会は2015年に優勝経験があるが、夏の甲子園大会は1995年、2014年の4強が最高成績。今春選抜は初戦の広陵戦で敗退しており、借りを返しての好発進となった。

 富山大会5試合で47得点と強打が光った高岡商は3回に3番・川尻の中前適時打で1点。4回には早上の右前適時打、柴田の左翼線適時二塁打で2点差とするなど14安打を放ったが、そこまで。2年連続の初戦敗退となった。

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