中日外野手で10年ぶり本塁2補殺 岡林の“エリア60”「全部止まる感じになれば」

[ 2022年8月8日 04:45 ]

セ・リーグ   中日5-0DeNA ( 2022年8月7日    バンテリンD )

<中・D>7回、代打・大和の右飛で、岡林はこの日2つめの捕殺を決める(撮影・椎名 航)
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 中日・岡林が右翼から2度の本塁好返球で高橋宏を救った。4回2死一、二塁では楠本の右前打をワンバウンドで返し、二塁走者の牧を1メートル手前で仕留めた。1―0の7回は1死満塁から代打・大和の邪飛を捕った崩れた体勢からノーバウンド送球。三塁走者・楠本を刺し、「ああいう体勢でも自分のフォーム、力の伝え方はしっかりできた」と胸を張った。

 中日外野手による直接送球での1試合2度の本塁補殺は12年の大島以来10年ぶり。5日の初戦でもライトゴロも記録し、補殺6はセ・リーグ外野手で単独トップに浮上した。「多いのは(走者に)回られているということ。全部止まる感じになれば一番いい。補殺0を目指したい」。菰野高時代は最速150キロで投手としても注目された強肩。バンテリンドームの右翼が“エリア60”と呼ばれる日も近い。

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2022年8月8日のニュース