阪神・西勇 秋山の広島加入「嫌でしょ」 通算打率.475の“天敵”に思わず本音出ちゃった

[ 2022年6月28日 05:15 ]

キャッチボールで笑顔を見せる西勇(撮影・大森 寛明)
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 秋山の広島加入の一報を受けた阪神・西勇の反応は、実に素直なものだった。「いやらしいバッターが入った。広島か!また強くなるんじゃないかなと」。ただでさえ今季未勝利(2分け9敗)と猛虎が大の苦手とする赤ヘル軍団に、屈指のバットマンが加わったのだから無理はない。

 「あれだけ打っているからね。ホームランも打てるし、際どい球は体勢崩しながら打つ。どこの球でも自分の軸で打てる」

 西勇にとっては、オリックス時代からの“天敵”だ。通算の対戦成績は40打数19安打の打率.475、1本塁打6打点。何度も痛い目を見させられただけに、再戦について「嫌でしょ」と本音も漏れ出た。

 「(対戦が)うれしいって言える半面、(対策が)大変なんでね。アメリカ行って、どれだけ変わって帰ってくるか分からないので、早くデータ集めて研究したい」

 早ければ7月5日からの3連戦(甲子園)で対戦の可能性があり、警戒を強めた。前回21日の広島戦は5回5失点で5敗目を喫し、28日のDeNA戦は挽回を期す先発マウンド。ノーヒットノーラン達成のソフトバンク・東浜やNPB通算100勝到達の楽天・則本ら同世代から刺激を受け、「最善を尽くしてマウンドに上がるだけ」と意気込んだ。

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2022年6月28日のニュース