ヤクルト・小川 まさかの5回8安打3失点で降板も村上27号3ランで逆転

[ 2022年6月28日 19:50 ]

セ・リーグ   ヤクルトー広島 ( 2022年6月28日    マツダ )

<広・ヤ>初回のピンチを切り抜けた小川はペロリと舌を出してベンチに戻る(撮影・奥 調)
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 ヤクルト・小川泰弘投手(32)が28日の広島戦(マツダ)に先発。5回を投げ8安打3失点で降板した。

 本来の調子からはほど遠かった。初回、先頭の野間に中前打を打たれ出塁を許すと、死球、犠打で1死二、三塁となり4番・マクブルームを迎える。しかし追い込んでから145キロ直球で空振り三振を奪うと、続く坂倉も遊ゴロに仕留めてピンチを切り抜けた。2回も先頭打者を出しながらも無失点。3回は3者凡退に仕留めた。

 しかし4回、四球と安打で無死一、二塁とすると、上本の右前への鋭い当たりを右翼・山崎が捕球できず先制点を許す。その後1死二、三塁から会沢に左翼線へ2点適時二塁打を打たれ、0-3とされる。5回にも2死一、二塁のピンチを迎えたが、小園を右飛に打ち取りなんとか0点に抑え、この回でマウンドを降りたが、6回に村上が27号3ランを放ち試合をひっくり返した。

 小川は広島戦は今季初登板で、通算17勝13敗。前回登板は21日の中日戦(神宮)。9回まで2安打1失点と好投した。チームが延長10回の末1─2で敗れて勝敗はつかなかったが、6月は計24イニングを投げてわずか2失点と好投を続けていた。

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