6連敗の中日・立浪監督、四球からの失点に「技術的か精神的なものかは分からないが…」

[ 2022年6月28日 21:56 ]

セ・リーグ   中日2―6巨人 ( 2022年6月28日    山形 )

<巨・中>4回、クロスプレーの判定にリクエストする立浪監督(撮影・白鳥 佳樹)
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 中日は終盤に巨人に突き放されて6連敗。屋外球場、ビジター球場でともに11連敗となった。7回、2番手・清水が3連続四球から2点適時打を浴び、打線は10安打で2点止まり。試合後、立浪監督は厳しい表情を浮かべた。

 ──四球が絡むと失点になる
 「こういう地方球場でマウンドが低いですしね。投げにくいのは両方、一緒なんで。四球もそうだし(巨人は)本塁打を打てる打者が揃っているんで、2ボールとか打者有利なカウントにすれば、やっぱり長打を浴びる確率も増える。技術的か精神的なものかは分からないが、改善していかないと。ビジターで勝てない勝てないと言われるので」

 ──初回失点から反撃したが、ウォーカーにやられた
 「ある程度、ウォーカーのところは回すと決めているんで。きょうは良いボールが返ってきてアウトになったんですが、積極的にやるアウトはしようがない。ベンチでドンドン行かせるとやっている」

 ──ウォーカーは上達している?
 「一時は低いボールしか投げられなかった。カットマンまで投げるように当然練習はしていると思う。でも、それも含めて行けるところは行く、積極的に行くスタイルは変わらない」

 ──エンドランも仕掛けた
 「この間もそうですが、外されているので。それは自分の責任でもあるし、エンドランを出すタイミングもそう。なかなか1ボールで外しにくい、サインも含めてしっかり対策を練っていきたい」

 ──6試合すべて先制されている
 「理想は先に点を取った方が勝つ確率は高い。ただ、きょうは京田の本塁打で追いついたしね。(巨人は)長打があるチームなので、もちろんリードして進めていきたいんですけどね。1点、2点じゃ投手もプレッシャーがかかるわけで。ただ、今の打線の状態では、そんなに大量得点は望めない。まずは先発投手が粘ってもらって試合をつくってもらうのが絶対条件なんですけど」

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2022年6月28日のニュース