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借金6のマリナーズがポストシーズン諦めずにサンタナ獲得 トレード戦線火ぶた エンゼルスは?

[ 2022年6月28日 10:40 ]

 ア・リーグ西地区で4位のマリナーズが27日(日本時間28日)トレードでロイヤルズのベテラン一塁手サンタナを獲得した。2人の投手のプロスペクトとの交換。マ軍は34勝40敗で地区首位のアストロズとの差は12ゲーム。しかしながら今季ワイルドカード枠が「1つ」増え、ア・リーグで6位までに入ればポストシーズンに進める。現在の6位ブルージェイズは40勝32敗で7ゲーム差。大差だが、追いつくのは不可能ではない。

 就任8年目のジェリー・ディポトGMは自らの進退もかかっており、諦めていない。しかしながらこのトレードについてスポーツ専門局ESPN(電子版)は厳しい評価を下している。36歳のサンタナは6月こそ打率・357、出塁率・478、長打率・554と打っているが、20年以降の打率は・211で選手としての峠は越えている。マ軍は今季やはり全盛期を終えたアップトンを獲得したが、活躍できていない。「奇跡を期待し続けるようなもの」と指摘する。

 マリナーズがこのトレードに動いたのは打線の軸タイ・フランスを左前腕のけがで失ったためだが、手術は必要なく炎症が引けば戻ってこられる。短期間の穴埋めに2人も投手のプロスぺトを出してしまうのはどうかということだ。現時点でESPNが弾き出すマリナーズのポストシーズン出場確率は13%。ここまで強いチームとの対戦が多かったが、それでも74試合の得失点差は「-1」。今後は比較的楽な相手との対戦が続くので、勝ち試合が増えると予測している。

 開幕後2カ月半、MLBでいくつか小さなトレードはあったが、ポストシーズン進出をにらんだ本格的なものはこれが初めて。トレード戦線は7月に入れば本格化するが、その火蓋が切られた。西地区3位のエンゼルスの動向も気になるところだ。

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