エンゼルス・大谷 「3番・DH」で先発復帰、次回登板は6日 指揮官「1日(調整する日を)余分に」

[ 2022年5月4日 06:39 ]

ア・リーグ   エンゼルス―レッドソックス ( 2022年5月3日    ボストン )

<レッドソックス・エンゼルス>投球練習中、笑顔の大谷 (撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が3日(日本時間4日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦で「3番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場することが発表された。1日の走塁で右股関節の張りを訴えた影響で、2日は代打で1打席のみの出場だった。次回登板は5日(日本時間6日午前2時35分開始)の同戦となることをジョー・マドン監督が公表した。

 試合前、大谷はブルペンで捕手を座らせ29球。通常通り5、6割の強度でスプリット、スライダーも交え、最後の3球は7割ほどの強度で投げた。終了後、約40メートルほど離れ、助走をつけステップを踏んで再び投げていた。その後、レ軍の沢村と現地を訪れているレ軍OBの松坂大輔氏(スポニチ本紙評論家)にあいさつ。終始、笑顔で軽快な動きを店、右股関節をかばう様子はなかった。

 以下、試合前のマドン監督による会見の一問一答。

 ――大谷の登板は。
 「まだはっきりはしていないが、良い方向に考えている。一日、一日、判断していきたい。本人によると、状態は良いということだが、投球することが危険ではないかをしっかりと確認したい」

 ――4日の先発は
 「誰かが投げてくれるといいけどね。(笑い)。あすは一日中、雨と聞いている。雨でなかったら、4日(同5日)がデトマーズ、5日(同6日)が翔平」

 ――大谷が5日に先発予定。
 「そうだ。あすの天候があやふやで投げては中断、投げては中断というのをさせたくない。5日の天候は問題ないようだが、ダブルヘッダーになるかもしれない。まだスケジュールがはっきりしていない。大谷には1日余分に(調整する日を)与えることでしっかりした予定を立てることができる。デトマーズにはあす柔軟な対応をしてもらう必要がある」

 ――再確認だが大谷は木曜先発か。
 「木曜日の先発が今の予定。本人の状態も問題ないと思うが、まだ本人の状態をモニターしているので、“投げる”と断定はしたくない。状態に問題がなければ木曜日に先発する。打者での出場については毎日本人と確認する必要があるが、その予定だ(投打同時出場)」

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2022年5月4日のニュース