大谷翔平 スタメン復帰で“技あり”安打!沢村との初対決は空振り三振 次回登板は6日

[ 2022年5月4日 10:37 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―4レッドソックス ( 2022年5月3日    ボストン )

<レッドソックス・エンゼルス>4回無死、中前打を放つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は3日(日本時間4日)、敵地フェンウェイ・パークでのレッドソックス戦に「3番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場。第2打席に4試合ぶりの安打となる中前打を放つなど4打数1安打だった。レ軍・沢村拓一投手(34)とのメジャー初対決は空振り三振に倒れた。エ軍は0―4で2試合連続で零敗を喫した。

 初回2死の第1打席は、レ軍の先発右腕ワカの初球を叩いて遊直だったが、4回無死の第2打席で1ボール2ストライクから外角チェンジアップに体勢を崩されながらも絶妙のバットコントロールで中前に運び、4月29日(同30日)のホワイトソックス戦で4号ソロを放つなど2安打して以来4試合ぶりの安打となった。左腕ディークマンと対戦した6回2死二塁の第3打席は左飛、9回2死の第4打席は沢村と対戦し空振り三振だった。

 試合前には、次回登板が5日(同6日午前2時35分開始)の同戦となることをジョー・マドン監督が公表。大谷はブルペンで捕手を座らせ29球。通常通り5、6割の強度でスプリット、スライダーも交え、最後の3球は7割ほどの強度で投げた。終了後、約40メートルほど離れ、助走をつけステップを踏んで再び投げていた。その後、レ軍の沢村と現地を訪れているレ軍OBの松坂大輔氏(スポニチ本紙評論家)にあいさつ。終始、笑顔で軽快な動きをみせ、右股関節をかばう様子はなかった。

 大谷は1日(同2日)のホワイトソックス戦の7回、投ゴロ併殺打の走塁の際に右股関節の張りを訴えて途中交代。翌2日(同3日)の同カードはベンチスタートで、8回に代打で出場してニゴロで、この日の試合までの打席成績は23試合で93打数22安打で打率・237、12打点、4本塁打、4盗塁となっていた。

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