ヤクルト今季初の5連勝呼んだ42歳石川 5回無失点の粘投で2勝目 甲子園4年ぶり白星飾る

[ 2022年5月4日 17:03 ]

セ・リーグ   ヤクルト3ー0阪神 ( 2022年5月4日    甲子園 )

<神・ヤ>力投するヤクルト先発・石川(撮影・成瀬 徹)
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 ヤクルトが4日の阪神戦(甲子園)を3―0で制し、今季初の5連勝。3試合連続の“完封勝利”を飾り貯金も今季最多の5(17勝12敗)。先発の石川雅規投手(42)は5回4安打無失点の好投で2勝目(2敗)。甲子園では18年4月14日以来(〇6―0)4年ぶりの白星を手にし、現役最多の通算勝利数を179に伸ばした。

 打線は3回、2死三塁から塩見の中前適時打で1点を先制。6回には1死一、二塁から村上が、もう少しで本塁打という左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち2点目。好投していた先発の秋山を降板へと追い込むと、続くオスナが代わったばかりの2番手・浜地から右前適時打。この回2点を追加した。

 先発の石川は低めに変化球を集め、5回無失点と好投。初回から3イニング連続で得点圏に走者を背負いながらも粘り強い投球で切り抜け降板。打者20人に対し79球、被安打4、奪三振2、無四球という内容で阪神打線を封じた。

 リリーフ陣は6回を梅野、7回を今野、8回を田口が無失点。9回は守護神マクガフが締め8セーブ目。継投での完封リレーを飾り、チームの連勝を5に伸ばした。

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