4連敗中の巨人 3イニング連続で“幻の先制打” 中村健&西川の好返球に大城、香月、大城が本塁憤死

[ 2022年5月4日 15:17 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年5月4日    マツダ )

<広・巨>3回2死二塁、吉川尚の右前打で二塁走者の大城が本塁を突くもタッチアウト(捕手・坂倉) (撮影・奥 調)
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 4連敗中の巨人が3回、4回、5回と3イニング連続で“幻の先制打”に終わる不運に見舞われた。

 まずは3回だ。先頭の大城が四球で出塁。犠打などで2死二塁とし、吉川は右前へ弾き返した。だが、右翼を守る広島のドラフト3位・中村健人外野手(24=トヨタ自動車)の好返球に二走・大城が本塁憤死。巨人は先制点を逃した。

 すると、なおも0―0で迎えた次の4回だった。先頭の香月が四球で出塁し、またも2死二塁の先制機。今度は丸が右前打を放ったが、再び中村健の好返球に阻まれ、二走・香月が本塁でタッチアウトとなった。間一髪のタイミングにベンチの原辰徳監督(63)はすかさずリクエスト。だが、審判団によるリプレー検証でも判定は覆らず、巨人は2イニング連続で“幻の先制打”となった。

 さらに“不運”は続いた。なおも0―0で迎えた5回だ。1死から大城、湯浅が連続四球。戸郷は3バント失敗で、2死一、二塁から吉川が今度は中前打を放った。だが、これも中堅・西川が好返球。二走・大城が3回に続いて本塁憤死となり、巨人は3イニング連続の“幻の先制打”となった。

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2022年5月4日のニュース