広島・床田 投げては3勝目、打っては“巨人・坂本バット”でタイムリー二塁打「名前で打たせてもらった」

[ 2022年5月4日 05:30 ]

セ・リーグ   広島12-3巨人 ( 2021年5月3日    マツダ )

<広・巨>1回2死一、二塁、床田は右翼線に適時二塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 広島・床田が投打で勝利に貢献した。今季最長の7回2/3を3失点に抑えると、“坂本バット”で初回に自ら2点二塁打を放ってビッグイニングを演出。4月13日のヤクルト戦以来となる3勝目を巨人戦今季初星で飾り、笑顔がはじけた。

 「点差を気にせず、しっかり投げようと思っていた。途中交代は反省しないといけないけど、うまく緩急を使いながら投げられた」

 敗戦投手となった前回4月27日のヤクルト戦から中5日。序盤から好テンポでパームやツーシームを巧みに操り、大量援護にも集中力を切らさなかった。ウォーカーにソロを被弾するなどした8回2死一塁、球数121球で降板となった。

 4点を先取した初回2死一、二塁では一塁手・中島のグラブをはじく強烈なライナー。4月20日の巨人戦で先発した前日に、菊池涼を通じて巨人・坂本からバットを譲り受けており「坂本さんのバットなら打てそう。名前で打たせてもらった」と破顔一笑だった。

 佐々岡監督は「こういう試合展開でも、しっかり投げてくれた」と好投を称えた。

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