巨人・原監督 死球受け、担架で退場の吉川は「病院にいっているようですね」 骨については「分からない」

[ 2022年5月4日 18:37 ]

セ・リーグ   巨人6―3広島 ( 2022年5月4日    マツダ )

<広・巨>8回2死三塁、死球で倒れ込んだ吉川尚を心配そうに見つめる原監督(中央) (撮影・奥 調)
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 巨人の吉川尚輝内野手(27)が広島戦(マツダ)で左肩甲骨付近へ死球を受け、8回途中に負傷交代した。

 チームは3点差をハネ返して敵地での広島戦に逆転勝ち。今季最長の連敗を4で止めて貯金を8に戻したが、試合後、吉川について聞かれた原辰徳監督(63)は「かなり痛がっていたのでね。本人は病院にいっているようですね」と明かした。

 症状については「いや、何かだいぶ、引っ込んでから何か歩けるようになってきたと。心配ではあるけれどね」とし、骨については「それはオレは分からない」と答えた。

 4―3で迎えた8回だった。広岡の右中間への三塁打で2点を加えて6―3と突き放し、2死三塁で吉川はこの日の第5打席へ。この回から4番手としてマウンドに上がっていたドラフト1位左腕・黒原と対戦した。だが、1球目を空振りした後の2球目直球が内角高めへ。よけようとした吉川の左肩甲骨付近にボールが当たると、吉川は痛みに顔をゆがめながらその場で崩れ落ちた。

 ベンチから首脳陣が出て来て心配そうに見守る中、吉川は担架に乗せられ、ベンチ裏へ。直後に代走・中山がコールされ、交代となった。

 吉川は試合前までリーグトップの42安打を放ち、この日も中村健、西川と相手外野手の好返球に阻まれたものの、3回と5回に“幻の先制打”2本を放っていた。

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