巨人・岡本和が起死回生の同点3ラン!「この打席は何とかしたい!と」11発&28打点でセ界トップ独走

[ 2022年5月4日 16:07 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年5月4日    マツダ )

<広・巨>6回、同点3ランを放ち、打球を見つめる岡本和(撮影・河野 光希)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(25)が広島戦(マツダ)で4試合ぶり一発となる同点の11号3ラン。すでにリーグ単独トップに立っていた数字を11本塁打、28打点に伸ばした。

 「3ボールだったので甘いボールだけを打ちにいこうと思っていました。ここまで打てていなかったので、この打席は何とかしたい!と思っていきました。最高の結果になって良かったです」

 「4番・三塁」で先発出場。3点を先制された直後の6回だった。中前打の香月と四球のポランコを走者に置いた無死一、二塁で入った第3打席。それまでの2打席で右飛、遊直に抑えられていた相手先発右腕・九里が3ボールから投じた4球目、真ん中に入ったチェンジアップを見逃さず、左中間スタンド上段に放り込んだ。完璧な当たりに、外野手は打球を一歩も追わず。巨人は3回、4回、5回と3イニング連続で相手外野手の好返球に二走が本塁憤死して“幻の先制打”に終わっていたが、3点先制された直後の6回は一瞬で同点に追いついた。

 岡本和は4月26日から28日まで行われたDeNAとの3連戦(横浜)で3戦連発。初戦の初回にロメロから先制7号2ランを放つと、2戦目には9回に池谷からダメ押しの8号2ラン、3戦目は初回に東から先制9号2ランを放った。同29日の阪神戦(東京D)では9回に青柳から1点差に迫る10号ソロ。2018年9月以来4年ぶり2度目の自己最多記録に並ぶとともに、両リーグ最速の10号となった。自身初、巨人では2009年の阿部慎之助(現作戦兼ディフェンスチーフコーチ)以来13年ぶりの5戦連発が懸かった5月1日の阪神戦(東京D)では4打数無安打に終わって自身初の5戦連発はならず。連続安打も5試合でストップしていたが、まさに面目躍如の一発となった。

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