大垣日大 響いた3失策…エース・五島3回3失点「テンポが良くなくて、守備にミスが出たのかなと思う」

[ 2022年3月28日 05:30 ]

第94回選抜高校野球大会   大垣日大2ー6星稜 ( 2022年3月27日    甲子園 )

<星稜・大垣日大>星稜に敗れ、ベンチ前に整列する大垣日大ナイン(撮影・坂田 高浩)
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 大垣日大は序盤の小刻みな失点が響き、4強入りした10年以来の8強入りは果たせなかった。昨秋9試合で8失策の守備陣が3失策と乱れた。1回戦で18奪三振完投のエース左腕・五島幹士は3回3失点。「投球のテンポが良くなくて、守備にミスが出たのかなと思う」と責任を背負った。前回22日の只見戦で甲子園大会の最高齢勝利を記録した77歳の阪口慶三監督は「イレギュラーもしていないし、バウンドが合わなかったこともない。ボールの扱いが雑だったかな」と悔やんだ。

 指揮官の孫にあたる高橋慎は1安打。「速いストレートを振り抜ける力をつけたい。絶対に戻ってきます」。2試合で放った3安打を自信に、夏こそ祖父に甲子園通算40勝目を贈ってみせる。

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