ダルビッシュ、2年連続開幕投手へ死角なし!4回1失点で最速156キロ「すごくいい状態」

[ 2022年3月28日 07:50 ]

パドレスのダルビッシュ有投手(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(35)は27日(日本時間28日)、本拠地でのガーディアンズ戦にオープン戦2度目の先発をし、4回を53球、2安打、1本塁打、無四球、4三振、1失点。最速は97マイル(約156キロ)。ダルビッシュは勝利投手となり、オープン戦の成績は1勝0敗、防御率1.29。降板後はブルペンで18球を投げた。

 力と技。開幕投手の本命が順調な調整を見せた。1回はわずか8球で三者凡退。3番ラミレスは97マイルの直球で押し込み中飛に打ち取った。2回は右前打を許したものの、宝刀スライダーで2三振。ボールを自在に操るダルビッシュは3回までわずか34球、3三振。4回は1死後、ボール2からストライクをとりに行った直球をメルカドに左中間本塁打されたが、失投はこの1球のみ。2年連続3度目の開幕投手に向け死角は見当たらない。

 以下、ダルビッシュの主な一問一答は以下の通り。

 ――4回2安打1失点。振り返って
 「最初の3回は真っすぐでどんどん押せましたし、ストライクも真っすぐで投げられていたので、全体的に見ても良かったと思います」

 ――三振はすべて変化球。精度は?
 「コントロールはそんなよくないですね。途中から右の内側にミスをしていたので。ただ切れがすごくいいので、だからバッターも空振りしてくれていると思います」

 ――オープン戦はあと1度。準備が整っているように見えるが
 「今のところ4イニングを投げるという状況では、すごくいい状態だと思います」

 ――開幕に向けてステップアップするべきところは?
 「もう今の時点で試合には投げられる準備はできている状態なので、あとは細かいところですけど。きょうで言うと変化球の制球であったりとか。でもそういいだすと、制球が良くなると、真っすぐがとかいう状態になるので、とにかく1日1日自分の体の状態を見極めながら、けががないようにやっていきたいと思います」

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