市和歌山 57年ぶりの4強ならず 5回に米田投入も止められず、大阪桐蔭に17失点の大敗

[ 2022年3月28日 18:21 ]

第94回選抜高校野球大会第9日第4試合 準々決勝   市和歌山0-17大阪桐蔭 ( 2022年3月28日    甲子園 )

<市和歌山・大阪桐蔭>初回無死一、二塁、伝令としてマウンドに向かった市和歌山・米田(右)(撮影・北條 貴史)
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 第94回選抜高校野球大会第9日は28日、阪神甲子園球場で準々決勝が行われ、第4試合では市和歌山が、4度目の春頂点を狙った大阪桐蔭に0-17で敗れ、準優勝した1965年(昭40)以来57年ぶりの4強入りを果たせなかった。

 2回戦の明秀学園日立戦で141球を投げ、9回1失点の完投勝利を挙げた米田はベンチスタート。だが、今大会初登板の先発・淵本は初回につかまった。連続四球でピンチを招くと、丸山に2点先制打。3回には米田がブルペンで準備を始めたが、5回に谷口、星子に被弾され、淵本は5回途中6失点で降板。米田へ継投した。

 それでも流れを止められず、6回には米田が1イニングで3本塁打を浴びるなど、ぐうの音も出ない展開に。3番手の宮本も7回に一発を浴びるなど、投手陣が17失点した。

 打線も大阪桐蔭エースの前田を攻略できず、1安打で大敗となった。

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