甲子園の人間ドラマに感動!大阪桐蔭・西谷監督が退任する星稜・林監督労う場面にSNS上でファンもジ~ン

[ 2022年3月28日 20:38 ]

第94回選抜高校野球大会第9日 準々決勝 ( 2022年3月28日    甲子園 )

<国学院久我山・星稜>試合終了後、大阪桐蔭・西谷監督(右)に声をかけられる星稜・林監督(撮影・坂田 高浩)
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 第94回選抜高校野球大会第9日は28日、阪神甲子園球場で準々決勝が行われ、第4試合では大阪桐蔭が17-0で市和歌山を下し、30日の準決勝に進出した。投打ともに圧勝劇の大阪桐蔭だったが、SNS上では、別の話題で心を奪われたファンも多かったようだ。

 それは直前の第3試合。国学院久我山に2-4で敗れ、初の4強進出を逃した星稜・林監督だった。3月いっぱいで退任することを発表しており、この日がラストさい配。涙を流した指揮官は、第4試合で同じ三塁側ベンチを使う大阪桐蔭・西谷監督に歩み寄り、頭を下げて握手した。すると、西谷監督も背中をポンポンとたたき労い。時間にして数秒の一コマだったが、甲子園のファンには記憶に焼き付いたようだ。

 直後から、SNS上では「西谷監督、星稜の林監督になんて声掛けたんかなぁ。めっちゃ気になる」との投稿が相次いだが、高校野球界では名指揮官ともいえる2人の握手に人間模様を感じたファンも続々。「大阪桐蔭西谷監督が林監督に何か伝えてました。何を伝えたんだろう。感動しました 林監督、お疲れ様でした。星稜の人間力の野球、素晴らしかった」「号泣する選手たち、なにか言葉を交わして握手する西谷監督、球場からは大きな拍手、それに応えて帽子をとる林監督。またいつか、甲子園で指揮をとる林監督が見られることを楽しみにしています」といった言葉で、林監督の退任を惜しむ声も多かった。

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