堀内恒夫さん 巨人・山崎伊の先発に“NO”「この状態で投げさせたらまたすぐ肘を壊してしまう」

[ 2022年3月12日 22:37 ]

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(74)が12日、自身のブログを更新。同日のオリックス戦(京セラD)でオープン戦2度目の先発マウンドに上がり、4回4安打3失点(自責2)で初黒星を喫した巨人の2年目右腕・山崎伊織投手(23)について言及した。

 山崎伊は明石商、東海大を経て2020年ドラフト2位で巨人入り。プロ入りする前の同年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた影響でルーキーイヤーの21年はリハビリに専念して登板がなかったが、今季のローテーション入りが期待されている。

 この状況を踏まえた上で「結論から言ってしまうと彼はね、1軍でそれも先発で使ったら無理させることになるよ」とした堀内さん。「スライダーばかり投げる印象が同じ背番号19をつけた菅野を小さくしたようにも見える。この状態で投げさせたらまたすぐ肘を壊してしまうようで心配だ」と危惧をつづり、「目に見えてだんだんと球威が落ちてくるしそれも3回くらいからかな。去年、全く投げていないんだから急に1年投げさせたらおかしくなる。とにかく焦らないこと。今の若いピッチャーの中で1軍で投げられるとしたら赤星だけだと思うよ。それも中継ぎでね」と続けた。

 また、チームはこの日のオリックス戦(京セラD)に2―10で完敗して6連敗。ついに12球団で最下位に転落した。「オープン戦は勝敗より内容だけどたまには勝っておかないと(笑)」と堀内さん。「なんだかこのまま開幕・・・なんてことにならないように」と最後まで古巣を心配していた。

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